ジ・エンド・オヴ・ディス・チャプター 〜ベスト・オヴ・ソナタ・アークティカ [ ソナタ・アークティカ ]
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点数…95
フィンランドのメロディックスピードメタルバンド、ソナタ・アークティカのベストアルバムです。
既発のアルバム（1stから4thまでのリリース期間）から、日本のAVALONレーベルが人気投票を実施し、ボーカルのトニー・カッコの承諾を得て決定された、日本独自の内容です。
ベストアルバムにこういう高い点数をつけるのは、少々はばかられます。アーティストによってはベストアルバムを出したくないという場合もあるでしょうし。まあ今回のは承諾を得たそうですからよいのですが。
日本のファンは速い曲を好むというのはよく言われておりまして、まさにその通りの選曲になっています。
結果として、全17曲のほとんどが疾走曲という偏ったバランスですが、これが名曲揃いの内容なのです。
各アルバムの人気曲はほぼ収録されておりますし、人気曲の「San Sebastian」は2nd収録とは別のOriginal Versionとしての収録。「Don’t Say A Word」も4thとは別のSingle Versionであり、それぞれアルバムを持っている方でも新たなバージョンを楽しめます。
私は「San Sebastian」はこちらのOriginal Versionの方が断然好みですね。
この1枚でソナタの疾走する名曲の大半が網羅されていますので、「メロスピに興味あるけど、何から聴いたらいいのか…」という方にもおススメです。このアルバムを聴いて、気に入ったら他のアルバムを集めるというのもよいと思います。
実際、人に勧めやすいメロスピ盤っていうのもなかなかないですからね。
Angraはメロスピではない曲が多いですし、Helloweenはメロスピ以外の曲に魅力を感じるかもしれません。
Sonata Arcticaがいいらしい、とどこかで耳にして、一番最初に「Unia」とか買っちゃうと、その人はもうメロスピというジャンル自体に戻ってこなくなるかもしれませんし。
ちなみに私が選曲するとしたら、「My Selene」、「Destruction Preventer」、ボートラでしたが「Respect The Wilderness」辺りを入れて、最後は「White Pearl, Black Oceans…」で締めますね。
特に好きな曲、
16、17以外全部。