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点数…77
ドイツのシンフォニック・ゴシックメタルバンドであるリーヴズ・アイズの3rdアルバムです。読みは「ニヨルド」。北欧神話に由来するそうです。
どちらかというとゴシック的な要素が多いのですが、そこそこの割合でクワイアが入ったりとシンフォニックメタルにも通じる音作りが感じられるバンドです。私はこのアルバムぐらいしか知りませんが、全体的に速い曲が少ないのでメロスピ好きの方が気に入るかどうかは人によると思いますね。
Leaves’ Eyesというとやはりボーカルのリヴ・クリスティンが中心にいることで知られています。Theatre Of Tragedyというゴシックメタルバンドで歌っていた彼女ですがバンドを解雇されたらしく、その後にAtrocityというメタルバンドのメンバーをバックに彼女を中心としたバンドを結成しました。それがLeaves’ Eyes。ですが現在はリヴ・クリスティンが脱退していますね。
彼女はAtrocityのボーカルのアレクサンダーと結婚していましたが、2016年に離婚してバンドも脱退。現在は妹も在籍するMidnattsolというバンドに入って活動しているようです。血縁関係でバンドを移動している感じですね。
全くの余談ですが以前は個人的にリヴ・クリスティンの容姿が好みで、雑誌「BURRN!」に登場したりすると嬉しくなったものでした。PVも存在する「My Destiny」などで確認できますがやっぱり美人ですね。
アルバムの話をしますと、表題曲の「Njord」や序盤の「Emerald Island」などが勇ましくていいですね。前述のアレクサンダーを交えたツインボーカルの形を採っており、ちょっとNightwishみたいな感覚を得られます。
中盤に収録の「Ragnarok」などはやっぱりNightwishを意識してるのかと思えるような曲ですが、本作中ではアップテンポで聴きやすいですね。
やはりリヴの透明感のあるボーカルが魅力的で、「Take The Devil In Me」「The Holy Bond」などの丁寧なメロディーの曲が引き立っています。
好きな曲は、
「Ragnarok」、「The Holy Bond」。