ロケット・ライド [ エドガイ ]
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点数…83
ドイツのメタルバンド、エドガイの7thアルバムです。
毎回ジャケットの絵が独特というか、なぜこのデザイン?と思わせる絵が持ち味です。「Mandrake」辺りから変わった路線になったような。
「Return To The Tribe」が明るい曲調の疾走曲。こういう曲は大歓迎で、もっとこのタイプの曲が聴きたいのですが今作においては疾走曲はさほど多くありません。
他の速めの曲は「Rocket Ride」「Out Of Vogue」あたりでしょうか。
1曲目の「Sacrifice」はなぜ8分もあるのかよくわかりませんが結構速く、いい曲ですよ。
メタルバンドだったはずなのですが、ハードロック路線に行こうとしているのか、その中間のような曲が多い印象です。
他のレビューでも、アメリカンロック風になったということで複雑なファンもいるようですし。
メタルの括りにとらわれない、楽曲の幅が広いバンドということなのでしょうね。
まあ仮に、私の好きなシンフォメタルバンドがアメリカナイズされると腹立つかもしれませんが…
ボーナストラックは3曲。ライブ音源のほか、シングルのカップリング曲と前作収録の「Lavatory Love Machine」
のアコースティックバージョンです。
原曲を聴いていないのですが、「Lavatory Love Machine」は結構よいですね。
特に好きな曲は、
「Return To The Tribe」、「Rocket Ride」、「Trinidad」。