Stratovarius「Elements Pt.2」

点数…65

フィンランドのベテランバンド、ストラトヴァリウスのアルバム。
「Elements Pt.1」に続いてリリースされました。

「Elements Pt.1」はいわゆる疾走曲の中でもキラーになりうる曲や、名バラードなどあってかなりの好盤でした。本作は速い曲とミドルテンポの曲が半々ぐらいで、割合としては「Elements Pt.1」と同じような印象ですかね。

しかし速い曲のメロディーが今一つ乗り切れないものが多い。
あれ、今のがサビだったのか、期待外れだなあという印象が続いてしまうと少し厳しいものがあります。

特に「I Walk To My Own Song」はそのサビで本当に彼らは満足できたのか?と首をかしげたくなりました。

バラード曲も、好きな人は好きなんでしょうけれど、個人的にティモ・コティペルトの声はそれほどバラード向きではないと思うのですよね。私が唯一好きなのが、前作の「A Drop In The Ocean」だけですし。

結果として、メロスピ好きからはそっぽを向かれるものの、スピードがなくてもOKという方からは割と評価されるという、世間では不思議な位置付けの作品になりました。

私はメロスピ好きなのであまり歓迎しない路線でしたね。

好きな曲は
「Know The Difference」、「Ride Like The Wind」