Celesty / Reign Of Elements 【CD】
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点数…71
フィンランドのメロスピバンド、セレスティーの1stアルバムです。その前にデモ的なのも出てたんでしたっけ?未聴ですけれど。
楽曲は速さを重視しており、可能性は感じられます。この1stからしてAVALONレーベルで日本盤が出ましたからね。その目利きは正しかったと後からになって思うわけです。
速いのはよいのですが、あまり印象に残るメロディーがなかったため、今後に期待という印象でした。
2ndからコーラスが徐々に分厚くなっていって、3rdはよくわからない方向へ行ったものの、4thの「Vendetta」で高みに到達した、そんなバンドです。
この時のボーカルはキンモ・ペラマキという人でしたが、この人は今作までで、次作以降はアンティ・ライリオに交代します。
正直、若手のボーカルなのかそれほど上手いというわけでもありませんし、この人でなければ、と思うほどの腕前ではありませんので、交代もやむなしか。
Celestyはその後、アンティをボーカルに据えてしばらくやっていきます。
今作は昔のCelestyからの変遷を知る上ではよいのですが、Celesty自体が活動休止してしまった今となっては、なんとしても入手しなければならないほどでもないように思います。
好きな曲は
「The Charge」、「Revenge」。
後者のイントロの高速ピアノが好きですね。