エイジ・オブ・アクアリウス [ レヴォリューション・ルネッサンス ] |
点数…66
元Stratovariusのティモ・トルキを中心としたフィンランドのバンド、レヴォリューション・ルネッサンスの2ndアルバムです。
デビュー作「New Era」は日本盤の発売日に購入するぐらい期待を高めていた私ですが、そこまで愛聴盤ともならなかったので、この2作目はまずは様子見をしていました。
実際のところメロスピ要素が薄いとか、トルキのソロ作っぽいとか、暗めという評判は入ってきていたので見送りかとも思っていたのですが、ある日中古でかなり安く売られているのを見つけたので買いました。
聴いてると、まあやはり評判通りでした。
全編通してミドルテンポかスローバラード。
キーボードなどで荘厳な雰囲気にしているかと思ったら、いきなり激しいギターソロが来る辺りは面白いとも思いましたが、メロスピを期待して買うべきではないアルバムですね。
速い曲というと「Behind The Mask」ぐらいです。
とはいえStratovariusの疾走曲のようなキラドコとは全く違っており、洗練さよりも野性味を前面に出してきている曲だと思います。
タイトル連呼型のサビにはメロディのクサさも特になし。
その中でもおっと思った楽曲も複数あります。
タイトル曲の「Age Of Aquarius」はなかなかいいと思いました。
ミドルテンポの曲で、歌メロが落ち着いた雰囲気で始まってからサビはわかりやすく盛り上げようとしています。
PVもあってYoutubeなどで見る事ができますが、なぜかティモ・トルキの登場シーンがやたらと少なく、出てくるときもなぜか顔のアップが多いという謎の構成。
ラストを飾る「Into The Future」は、皆で歌えるようなサビが印象的。
メロディーもまずまずなのですが、サビの部分が曲全体の半分位を占めていそうで、さすがにしつこさを感じます。
曲が終わる40秒以上前からフェードアウトの気配が見えてくるのですが、フェードアウトしなかったらずっとサビが続いていたのかと思うと恐ろしいものがあります。
好きな曲は、
「Age Of Aquarius」、「Into The Future」。