ニュー・エラ [ レヴォリューション・ルネッサンス ]
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点数…77
Stratovariusを脱退したティモ・トルキを中心に結成されたバンド、レヴォリューション・ルネッサンスの1stです。
今作ではボーカルをマイケル・キスクやトビアス・サメットなどの豪華ゲストが担当しています。
基本的に今回だけのメンバーだったようですね。
ティモ・トルキ自身はフィンランド出身ですが、次作からはメンバーが他国から集っており、多国籍バンドとなっています。
Symfoniaほどではありませんが、こちらでもFirewind、Hammerfall、Aquariaなどのメンバーがあとから参加してきてなかなか豪華です。
元々Stratovariusの新譜用の楽曲でしたが、トルキの脱退に伴いそれらをこちらに流用してきています。そのためどこかStratovariusっぽいメロディーの楽曲も聴かれますね。
メロディー以外は、各ボーカルの声質がストラトのティモ・コティペルトとは似ていないのと、イェンス・ヨハンソンがいなくてキーボードの音がほとんど聴かれないため、音作りとしてはStratovariusとは異なります。
Stratovariusでよくあった、やけに長くてテンポが遅くてやけにキラキラして壮大さを出そうとしている曲がこのアルバムにはなさそうで、いいなと思っていたら「Keep the Flame Alive」がそういう曲でした。
まあ曲自体はそれほど長くないですが。
トルキは絶対こういう曲を入れたいのですかね?
各楽曲では、「Last Night On Earth」がそこそこ速く、サビもいいメロディーなので好きです。
サビの終わり方は「Forever Free」なのが玉に瑕ですが。
ボーカルはマイケル・キスクです。
ボーナストラックはコティペルトが歌う「Glorious And Divine」。これは結構よいです。本家で出してもそれなりに支持がありそうでした。
全体的にメロディーが往年のティモ・トルキの楽曲には及んでいないように思いますが、数曲でおっと思わされたのもまた事実。
ちなみに私が購入したCD店では、特典としてギターのピックが付いてきました。
好きな曲は、
「I Did It My Way」、「Glorious And Divine」、「Last Night On Earth」。