D’espairsRay「MONSTERS」

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点数…76

日本のヴィジュアル系ロックバンド、ディスパーズレイのメジャー2ndアルバムです。
まあ実質オリジナルアルバムとしては今作でラストですね。

バンドは2011年に解散。ボーカルHIZUMIが喉を傷めたことも一因と言われています。
結構上手いボーカルで、デス声も積極的に取り入れていくスタイルは好きでしたから残念。
あとドラムのTSUKASAがヴィジュアル系演歌歌手に転身し、最上川司として活動しているのが驚きました。

D’espairsRayはダークな雰囲気でありながらきらびやかな面も持つサウンドが魅力のバンド。
メタル雑誌のBURRN!にもちょくちょくインタビューが載っており、メタル界隈にも受け入れられていたと認識しています。
摩天楼オペラやLa’cryma Christiもインタビュー載ってましたしね。

このアルバムですが、メロスピ曲と言えそうな曲はありません。
過去作では「凍える夜に咲いた花」「HORIZON」「MIRROR」などの速めのクサメロを出してきていたバンドで、今作でもそれを期待したのですが、それほどスピード曲がないのと、クサメロも控え目だった印象です。

全体的にメロディ自体は悪くないのですが、これぞという一曲がなかったため、やや過去作よりインパクトがなかったと買った当初に思いました。スルメ曲が多いのかもしれません。
シングル曲「LOVE IS DEAD」と「FINAL CALL」を収録。「LOVE IS DEAD」の方はかなりいいメロディです。Bメロからサビへの移行がうまく盛り上がっていて好ましいです。サビの最後がやっつけな気もしますが。

アルバム曲では「FALLING」がなかなかの哀メロ。
序盤の「DEATH POINT」もいいのですが、名曲になりかけの惜しさが残ります。
最後の「abyss」はスケールの大きなパワーバラード。ハモリがかなり多めなのが個人的にうれしいです。

好きな曲は、
「LOVE IS DEAD」、「FALLING」、「abyss」