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点数…80
ドイツのメタルバンド、エドガイのEPです。
リリース時期は、ジャケットを見たら想像がつくかもしれませんが「Rocket Ride」の前です。同じ人がジャケットの絵を描いていますね。この人の絵は日本人のレビューを見る限りでは好意的に受け入れている方があまり見られない印象ですが、本国では評判がいいのでしょうか。
本作は全6曲。表題作の「Superheroes」はアルバムにも収録されます。あまり派手さがなくズンズンと堅実に進んでいくような曲。わかりやすいとは思いますが、サビで特に大幅に盛り上がるということがないような印象も。ボーカルのトビアス・サメットは高音の箇所も歌いこなしています。
今作では「Superheroes (Epic Version)」という別バージョンも収録されています。こちらはピアノ伴奏をバックに歌い上げるバラード曲となっています。
「Blessing In Disguise」もバラード。力強く歌い上げています。5曲目の「The Spirit」はMagnumというバンドのカバー曲。ミドルテンポの楽曲です。
ではメロスピ好きとしてはどの曲をおススメしておくかを考えると、2曲目の「Spooks In The Attic」と4曲目の「Judas At The Opera」ですね。
「Spooks In The Attic」はテレテレと鳴っているキーボードが印象的。少しStratovariusっぽくもあります。サビはコーラスも割と厚く覚えやすいメロディーです。
「Judas At The Opera」はマイケル・キスクもゲスト参加している楽曲。今作収録曲の中では随一の速さです。イントロの時点でかなりの名曲であることが予感されます。サビの突き抜けるような高音がまた気持ちよく、ずっと聴いていたくなります。7分以上ある曲ですが、それほど長さを感じません。「フレンチフライ」=フライドポテトが頻繁に出てくる歌詞も面白いですね。
特に好きな曲は、
「Spooks In The Attic」、「Judas At The Opera」。