The Poodles「Performocracy」

点数…85

スウェーデンのハードロックバンド、プードルズの4thアルバムです。
メロスピバンドではありませんがこのブログで紹介するのは、実にいいメロディーの作品を作っているからなのですね。

それはおいおい紹介するとして、The Poodlesが2018年に解散してからずいぶんと時が経ちました。
今回紹介するにあたってまだホームページがあるんだなと少し驚きましたが、なんとそこには2026年に復活するとの案内が。ここにきてプードルズ復活です。これは嬉しいですね。

さてバンドについてですが、元MIDNIGHT SUNのメンバー中心に結成されています。MIDNIGHT SUNは日本盤がAVALONレーベルから出ていてメタル畑でもあったのかなと思いますので、特に違和感なくプードルズの方も聴くことができます。

地元のスウェーデンではチャート1位を取ったりする人気ぶりでしたので、解散しても何らかの形でカムバックするのではないかと思っていました。

ボーカルのヤコブ・サミュエルが実に達者で聴きやすい声質。ハードロック向きである上に高音がかなり出ます。ライブ盤で「Line Of Fire」というとんでもなくキーが高い箇所がある曲をライブ終盤で歌っているのですが、かなり余裕気味でしたから。
楽器隊もテクニカルかつ堂々とした演奏で、バランスの取れた実力派メンバーだと思っていました。

バンドの紹介ばかりになってきましたがアルバムの方を。
冒頭の「I Want It All」は少し複雑な構成で戸惑いますが、2曲目「Until Our Kingdom Falls」あたりから、いつものプードルズの感じが出てきます。

そしてシングルとしてもリリースされた「Cuts Like A Knife」が傑作で、ノリの良いメロディーに厚めのコーラスが加わる強力な1曲。哀愁も適度にブレンドされていて飽きません。

毎度のプードルズっぽさは「Your Time Is Now」や「Bring Back The Night」で担保されており、2nd辺りの雰囲気が残っています。
そのほかは爽やかな「Father To A Son」、タイトルの割にやたらと明るくアップテンポな「Vampire’s Call」なども高水準。

90年代っぽいコーラスのバラード「As Time Is Passing」、スケール感のある「Love Is All」などで新たな顔も覗かせます。

なかなかいいアルバムですが個人的には「Cuts Like A Knife」が突出して気に入っており、それに続く楽曲がもう1,2曲あればというところです。「I Want It All」もシングルカットされていたみたいですが、割と毛色が違っているのではないかと。

特に好きな曲は、
「Father To A Son」、「Cuts Like A Knife」、「Vampire’s Call」

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