Forgotten Tales「The Promise」

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ザ・プロミス [ フォーゴトゥン・テールズ ]
価格:2571円(税込、送料無料)

点数…66

カナダのシンフォニック・メタルバンド、フォーゴトゥン・テールズの1stアルバムです。
女性ボーカルです。シンフォニックメタルって比較的女性ボーカル多いですね。

RhapsodyやDark Moorと同じような括りで、シンフォニックメタルとして紹介されているのを何度か目にして気になっていたバンドでした。

1曲目「Intro」は重厚なサウンドで始まり、これからの一大スペクタクルを予感させるに足るものでしたが、予感のまま終わってしまいました。

女性ボーカルを前面に押し出す姿勢はいいと思いますし、この女性ボーカルも結構歌えている方だと思います。
しかしこの手のシンフォニックバンドの一要素であるクワイアがほぼないのは寂しいものです。

各曲のサビのメロディーそのものにはさほど高揚感が感じられるわけではないので、クワイアを入れてクオリティーを高めていく必要があると思われますが、歌っているのは主旋律とハモリの2人というのがほとんどですね。

最後の「The Tale of Neeris: Part IV – The Promise」のような、オーオーオーというクワイアでもいいですから全編にわたって導入してほしかったと思います。

「Cold Heart」などコーラスを豪華にすればかなり名曲になったような気がします。なぜか一人でハモリすらなく歌いきってしまうのが非常に惜しい。
逆に「Gates Beyond Reality」などは突飛なメロディーのサビですが中毒性はありません。こういう曲ではBメロなどでうまい具合にハモっていたりするんですよね。

B級メタルのよりどころと感じているクサメロについては、やや弱いでしょうか。
方向性は割と好きなので、クサメロがうまい具合にハマる曲が出てくることを期待するバンドです。
3rdの曲ですが「Angel Eyes」はうまくハマった例ですね。

特に好きな曲は、
「Word Of Truth」、「Cold Heart」