ビトゥイーン・ライト・アンド・ダークネス [ ダーク・ムーア ]
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点数…64
スペインのシンフォニックメタルバンド、ダーク・ムーアの企画盤です。
私が初めてDARK MOORを聴いたのがこのアルバムだったので、彼らの印象がすこぶる悪かったのです。
Rhapsodyと並ぶシンフォニックメタルバンドと聞いていたのですが、何ですかこれって感じです。
新曲と、既発曲のバージョン違いで構成されており、ミニアルバムと言ったところでしょう。
前半はちょっと民族楽器っぽい音色も聴こえるバラード曲。
このアルバムの後で脱退するボーカルのエリサの歌唱をしんみりと聴けます。
しかし他の方が書いてるのも見ましたが、Blackmore’s Nightを期待してDARK MOORを買っているわけではないので、シンフォメタルのメロスピが聴きたいところです。
そんな願いが通じたのか、6曲目「The Shadow Of The Nile」でようやくシンフォめいてきますが、スピードがなく曲も今一つ。
続く「Dies Irae」は3rdにもあった曲で、あちらのオーケストラバージョンですね。
なんかボーカルの音量が小さくなってませんか。気のせいかな。オーケストラが凄いとも思えず、後ろのキーボードがやたらとキラキラしている以外は特に原曲より良くなった点は無し。
最後を飾る「The Fall Of Melnibone」はシングルとしてリリースされていました。
10分以上の長尺曲です。こちらはかつてのDARK MOORの流れをくむ疾走曲ですし、気に入るとしたら唯一この曲ですね。しかしこれだけ長い曲にする意味があったのでしょうかね?
好きな曲は、
「The Fall Of Melnibone」。