Burning Point「Burned Down The Enemy」

点数…69

フィンランドのパワーメタルバンド、バーニング・ポイントの3rdです。

レーベルの移籍やメンバーチェンジを経ての作品でした。
ジャケットはかなりカッコよく、見るからに熱いパワフルなメタルを想像します。

サウンド自体はそつなく構築されており、演奏も安定しているのですがジャケットほど熱い感じはしませんね。

ボーカルも所々で野太い声で歌っていますが、おそらくもともとそれほど太い声ではなく、パワフルな印象は受けません。

疾走曲が売りのバンドではないように思いますが、「Parasite」「Hell Awaits」「To Hell And Back」「Burned Down The Enemy」あたりは速いですね。

「Hell Awaits」「To Hell And Back」の2曲はサビでタイトルを叫んでるというだけで、同じような構成じゃないかと気づいて面白くなりました。

「Parasite」はメロディーもよい佳曲なのですが、彼らは速い曲をやるとB級っぽさが増しますね。不思議です。

毎回ジャケがカッコいいバンドなので、ジャケ負けしないような骨太のサウンドを期待します。

好きな曲は、
「Parasite」