Twilight on Humanity [CD]
点数…63
アメリカのパワーメタルバンド、ザンデルの2ndアルバムです(1stはインディーズだったようです)。
おそらく日本盤が出ていないと思われるため、あまり資料がないというか、私自身もなぜメロスピバンドと確信して買ったのかよく思い出せません。BURRN!でレビューでも読んだのでしょうかね。
本記事を書くにあたってどこのバンドか調べたらアメリカだったので、かなり意外に感じました。ちょっと昔のジャーマンメタルに通じるような音だったので、そちらかと思って。
全10曲のうち6分越えが6曲と、割と長尺曲が多いです。
サウンドは特に複雑というわけではなく、基本線から外れていないパワーメタルが聴こえてきます。
線の細いボーカルからして、B級という位置づけになるのは避けられないと思います。
疾走曲は半分ほどで、コーラスをちょっと厚めにしたりしている箇所があるのはよいと思いますが、全体的にサビの盛り上がりが少なく、大満足のメロスピとはなりませんでした。
追いかけるようなコーラスが入る「Lord of Thunder」や、主旋律のボーカルの声はどれなんだとわからなくなる「The Cycle」は割と面白い楽曲だとは思いますが、アルバム全体としては好事家の方にのみ勧めます。
好きな曲は、
「The Cycle」。