ナイト・アット・ジ・オペラ [ ブラインド・ガーディアン ]
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点数…87
ドイツのパワーメタルバンド、ブラインド・ガーディアンの7thです。
前作から4年ぶりのリリースとなりました。
ジャケットが変わったセンスをしていますね。なぜ漫画チックなんでしょうか。
ごった煮感は出ていますが、実写の劇場とかでもかっこよかったと思いますね。
今作はタイトル通りというか、オペラティックにクワイアが分厚くなっていてどの曲も聴き応えがあります。
曲全体のサビ以外のところもクワイアで彩られていたりするため、どこがサビで盛り上がる所なのか少々わかりにくいところもあり。
味付けの濃い料理がさらに濃くなっているようで、ちょっと慣れが必要なのかもしれません。
とはいえこれだけ豪華な内容であれば支持します。
そもそも彼らのアルバムで私が一番好きなのがこのアルバムと思っています。
2曲目「Battlefield」が速さと勇壮さと分厚いクワイアと良メロをすべて兼ね備えた楽曲で、まさに今作を象徴する名曲です。
イントロから歌に入っていくところで、おー始まった!というワクワク感があるんですね。
ボーナストラックを除くと最後の14分越えの大作「And Then There Was Silence」を先行シングルでリリースしていましたが、ほとんどの曲は5~6分でまとめられています。
しばし豪華絢爛な音世界に浸りましょう。
特に好きな曲は、
「Battlefield」、「Sadly Sings Destiny」、「Punishment Divine」。