セイクリッド・タリスマン [ ノクターナル・ライツ ]
|
点数…84
スウェーデンのパワーメタルバンド、ノクターナル・ライツの2ndアルバムです。
この時のボーカルはアンダース・ザックリソン。
とかくクサメロといったらこれ!というぐらい話題に上ることが多いアルバムです。
スピードはむちゃくちゃ速いというわけではないのですが、サビがクサメロである曲の評価が高いのです。
ボーカルの声質とも合っているのですが、悪くいえばB級っぽくもあります。
結局ボーカルが次のアルバムで交代します。
まあ次のジョニー・リンドクィストはうまいですから、特に不満はありません。
今作は最後に書きます3曲が序盤、中盤、終盤に配置されていて、それぞれのハイライト的楽曲と思います。
いずれもポジティブな方向に開けていくタイプのクサメロですので、聴いた後も気分爽やかです。
演奏もクサメロ重視になっており、イントロからして期待が高まります。
「Destiny Calls」のイントロなんかは日本的ですらあるというか、語弊があるのですが、なんかTHE YELLOW MONKEYのような趣が私には感じられるのですね。
3曲以外、特に後半の曲は少し盛り上がりに欠ける感あり。
特に好きな曲は、
「Destiny Calls」、「Hold On To The Flame」、「Glorious」。