Twilightning「Bedlam」

点数…60

フィンランドのメタルバンド、トワイライトニングの5曲入りEP。

1st「Delirium Veil」、2nd「Plague-House Puppet Show」でなかなか質の高いメロスピを披露。
今後のメロスピ界の期待の若手という位置づけだったバンドです。

ですが、今作はどうしてこうなったのでしょうか。

意味不明なジャケットも閉口しますが、何を目指しているのかわからないようなサウンドに進んでいます。

唯一4曲目の「Plague Overload」は以前の彼らに近い印象の楽曲です。
しかし他は速さがなく歌メロにもさほど魅力が感じられないという、なぜリリースしたのかを考えたくなるような内容。

2曲目3曲目のような内容が続くならば、ちょっと今後は買い控えるかもなあと思いました。
結局3rdアルバムを出してバンドは解散。

メロスピ路線に行きたくなかったのはバンドの意思ですから尊重しますが、もうちょっと1st路線で曲作りをしていたら、今頃ソナタクラスの人気を獲得できていたかもしれないと考えると惜しまれます。

好きな曲は、
「Plague Overload」