アングラ/リバース 【CD】
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点数…93
ブラジルを代表するメタルバンド、アングラの4thです。
前作までボーカルを務めてきたアンドレ・マトスが脱退、ベースとドラムも脱退となって、彼らはのちにSHAMANを結成。
大幅なメンバーチェンジを経て作られたアルバムです。
新ボーカルとして加入したエドゥ・ファラスキは、前任者に勝るとも劣らない腕前の持ち主。ベースのフェリッペ・アンドレオーリ、ドラムのアキレス・プリースターも実力者です。
将来が危ぶまれたAngraでしたが、新メンバーの活躍もあって見事にこの「Rebirth」で復活を果たしたのでした。ジャケも荘厳でカッコいい。
アルバムの内容ですが、冒頭の「In Excelsis」から「Nova Era」への流れが素晴らしいですね。私は「Nova Era」が大好きでして、メタルで一番好きな曲が「Nova Era」と公言するぐらいなんですよ。
全く余談なんですけど、会社にて、保険の宣伝の人が、抽選で賞品が当たるアンケートをやってまして、「あなたの最も好きな曲は?」という質問だったので、Angra「Nova Era」と書いたんです。
なんとipod Nanoが当たりました。
そういった意味でも(?)思い出深い曲ですね。選んだ人がメタラーだったのか、単にほんとに抽選だったのかは知るよしもありません。
話を戻しますが、アルバム自体は全てメロスピというわけではありません。「Unholy Wars」などはかなり早いですけれど。
個人的には「Nova Era」が突出して好きなものの、静と動の対比がドラマティックな「Millenium Sun」や、最初と最後の重厚なコーラスと、泣ける歌詞とメロディーが魅力の「Running Alone」あたりはぜひ聴いてほしいと思います。
特に好きな曲は、
「Nova Era」、「Millenium Sun」、「Running Alone」。