摩天楼オペラ「GILIA」

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摩天楼オペラ / GILIA [CD]
価格:2009円(税込、送料別) (2021/2/6時点)

点数…81

日本のビジュアル系メタルバンド、摩天楼オペラの1stミニアルバムです。

インディーズから出て、ジャケットのデザインを変えたりして何回か再発されています。初期の作品に属する1枚です。
収録曲は全5曲で、初回限定盤に付属のDVDには収録曲「alkaloid showcase」のPVが収録されていました。私が買ったのは再発盤ですね。
「alkaloid showcase」「虚空からの手紙」といった初期の代表曲やバラード曲の「sara」などが収録されています。

この時期から結構メタル路線が強く、以降もシンフォニック路線だったりクサメロが多かったりで好ましいバンドとなっています。本作でもテンポの速めな曲が多いですね。
ギターのAnzi作曲の「Plastic cell」から幕を開けます。ポロンポロンした感じのキーボードの音色が不思議ですね。そこそこの速さ。

さてPVもある「alkaloid showcase」はかなりの内容。ボーカル苑の鬼気迫る歌い方が魅力的です。Bメロまでの激しい感じからサビで美メロに変わるあたりが意外な展開でした。哀愁を感じさせるギターソロもいいですね。

「Twilight parade」は今後も続いていくスピードメタル路線ですね。ザクザク刻むギターや随所に入るキーボードがシンフォニックでいいです。いきなり曲が終わった感じがしました。
「sara」は切々と歌い上げているバラードです。7分近くあるのは長いんじゃないのかという気がしました。

最後を飾る「虚空からの手紙」はタイトルからバラードかと思ったのですが、これがまた激しい曲ですね。サビでキーがそこまで高くなく若干淡々とはしています。高いところは裏声。サビのメロディーが結構何度も繰り返されてきてクセになりますね。

バラード曲は「sara」のみで全体的に疾走感十分の1枚でした。「alkaloid showcase」「虚空からの手紙」はインディーズベスト盤にも入りましたから、そちらを入手しても聴く機会があります。

特に好きな曲は、
「alkaloid showcase」、「Twilight parade」、「虚空からの手紙」