★CD/エディ・アントニーニ/WHEN WATER BECAME ICE
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点数…72
イタリアのメロディックスピードメタルバンド、Skylarkの中心人物であり、キーボーディストのエディ・アントニーニのソロ作品です。
私が買ったのは輸入盤でしたが、日本盤も出ていたみたいですね。Skylark人気にあやかったのでしょうか?
このアルバムにはSkylarkのメンバーもゲストで参加していますが、Labyrinthのオラフ・トーセンも参加していて驚きました。
ボーカルはMesmerizeのフォルコ・オーランディーニや、おなじみのファビオ・ドッゾが務めています。
エディ・アントニーニはクラシックの影響を大きく受けているようで、アルバムの最初と最後(ボートラ除く)ではバッハの名を冠した、バロックっぽいインスト曲を聴く事ができます(クラシック曲は詳しくないので言及は避けます)。
単体で聴くと、おっ結構いいかもと思いますね。「Andromeda」というピアノのインストもあってこちらも悪くないです。
インスト以外、Skylarkで披露してきたようなメロスピ曲もそこかしこに入っています。
しかし音質はどうしてもB級のそれですし、フォルコ・オーランディーニがボーカルの曲でも、彼もB級っぽい歌い方のボーカルであるため、Skylarkの範疇から全く逸脱していない内容になっています。
Skylarkのベスト盤「In The Heart Of The Princess」にもなぜか今作から数曲が選ばれており、ほとんど区分がありません。まあ、何でもよくなってきましたけれど。
クサメロと言えばSkylarkと世間的に言われているようなのですが、どうも私のツボにはそれほどハマるメロディーではないんですよね。もちろん好きな曲もありますが。
歌メロよりもイントロや間奏の方がクサかったりするのが特徴的です。
あと途中のよくわからない位置にHelloweenのカバー曲「I Want Out」が入っています。
好きな曲は、
「Fear Of The Moon」、「Rufus」。