Dragonlord (Tales of Noble Steel) [CD]
点数…85
イタリアのメロディックスピードメタルバンド、ドミネの2ndです。
Domineも長いこと新譜が出ていませんね。
ライブにはよく出てるようなので健在なんでしょうけれど。
高音ボーカルを活かしたスピード感あるメロスピ曲が並びます。
この時期から結構長尺の曲が多いですね。
メンバーが凝り性なんでしょうか。後半は6分越えの曲が連続です。
「Dragonlord(The Grand Master Of The Mightiest Beasts)」とか、サビの部分でハッとするようないいメロディーなので、もうちょっと縮めて4分ぐらいだと、さらに何度も聴きたくなりそうですね。
今作で気に入ったのは「Thunderstorm」と「Defenders」。
高音ボーカルであると先ほど触れましたが、サビ以外もすでにキーが高いんですよ。それがサビでさらに高くなるという、結構無茶な展開です。
「Thunderstorm」はサビが高音でThunderstorm!って連呼しているだけですからね。バックのキーボードが荘厳な味付けをしているので印象がよくなっています。
「Defenders」は凄いですよ。イントロやBメロから、クサメロを予告されているようなものです。実際にサビもいいメロディーですよ。イントロと同じメロディーですけどね。
この曲の真価は、終盤の、とんでもない高音のディフェンダアアアアという箇所ですね。なぜこんなキーで歌ったのかわかりません。
私はカラオケで高音を出すのに自信があったのですが、このキーは絶対に出せません。まあカラオケの曲に入ってるわけでもないのですけれど。
Youtubeでこの曲のライブの映像を見ると、ライブでも本気で出してるので尊敬します。
ボーナストラックは「Queen Of The Reich」。Queensrycheのカバーです。
ジェフ・テイトの声と、Domineのボーカルのモービーの声はまんざら似ていなくもないですね。意外な発見。
高音の出方が近いと言いますか。
There is no escape~♪のとこなんか似てますね。
特に好きな曲は、
「Thunderstorm」、「Defenders」、「Dragonlord(The Grand Master Of The Mightiest Beasts)」。