Manigance「L’Ombre et la lumière」

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ロンブル・エ・ラ・リュミエール〜陰と光〜 [ マニガンス ]
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点数…85

フランスのパワーメタルバンド、マニガンスの3rdアルバムです。

ジャケはよくわからないですけど綺麗目になっていますね。
今回も前作までと同様にフランス語で歌っています。
慣れてくると独特の気品のようなものまで感じられてくるのが面白いですね。

全体的にかっちりとまとまった楽曲が並んでいます。これも前作までと同じですね。信頼できるマニガンスブランドになってきています。

5分台の曲が多く、itunesで見ると、1曲目と3曲目を除いて全部5分台の曲が並びます。
テンポが速めの曲が多く、コーラスも結構厚く入っています。クオリティは全く問題ありませんね。

序盤で特に良いのは表題曲の「L’ombre Et La Lumiere」、最後のサビが追いかけてくる感じで楽しい楽曲。

中盤の「Privilege」は疾走曲。彼らの楽曲の中でもかなり速い部類ではないでしょうか。
適度にキラキラしていてメロディーもなかなか良いという、メロスピ好きもこれで安心の1曲。間奏も美しいメロディーが高速で流れて行きます。

そうかと思うと次にアコースティックなバラード曲「La Force Des Souvenirs」を持ってくるという、起伏に富んだ構成。

以降も「Sentinelle」はサビで爆発力のあるパワーメタル。結構熱い展開の楽曲も入ってくるんですよね。

日本盤ボーナストラックの「Hors La Loi (Live)」は2ndの曲。ライブでも堂々とした演奏と歌唱です。なぜこの曲を収録したのかはよくわかりませんが。

今作でもこれまでの作品に負けず劣らずの好内容でした。特に大きな変化がなくとも安定して支持が得られそうなバンドですね。個人的には「Privilege」のようなキラドコ疾走が多めにあるとさらによかったです。

特に好きな曲は、
「L’ombre Et La Lumiere」、「Privilege」、「Sentinelle」、「Miroir De La Vie」