点数…75
イタリアのシンフォニックパワーメタルバンド、ラプソディーのシングルです。
「Symphony of Enchanted Lands II」に収録の1曲、「The Magic Of The Wizard’s Dream」。
私はデジパック盤を購入しました。
表題曲の英語、イタリア語、フランス語、ドイツ語、オーケストラバージョン、アルバムバージョンで収録されています。
こんなに言語変える必要ありますか?
ファビオとクリストファー・リーが共にボーカルで歌っています。
今は亡きクリストファー・リーの重みのある歌唱に聴き惚れましょう。
表題曲はスケールの大きなバラード曲ですので、メロスピ好きの方に積極的に勧めるものではありません。
むしろ7曲目の「Autumn Twilight」が隠れた名曲。
これは疾走曲と言っていいぐらいのスピードがあり、サビもなかなかいいメロディーです。
しかしこのサビ、10秒ほどで終わってしまいます。
せめて最後のサビで繰り返すなりしてくれればいいんですけれど、最後でも10秒で終わるというのはある意味潔いですね。
8曲目の「Lo Specchio D’Argento」は民謡のような、民族的な音楽。
笛の音がそれっぽさを醸し出し、ファビオの歌い方まで村の人のような陽気さです。
これが結構いいのですよ。
日本盤が出ておらず、やや入手が難しいのが難点ですね。
好きな曲は、
「Autumn Twilight」、「Lo Specchio D’Argento」。