PHOENIX RISING(2CD) [ GALNERYUS ]
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点数…92
日本のメタルバンドのガルネリウス、2011年リリースの7thアルバムです。
ボーカルとベース交代後の2作目であり、前作「Resurrection」の内容が素晴らしかったので、本作も全く心配していませんでした。
前作では良質なメロスピ曲が多く収録されていましたが、まだまだSyuさんの曲の鉱脈が尽きないのか、今作も魅力の溢れるメロスピ曲が次々と繰り出されます。
炎の中から昇ってくる不死鳥のジャケット通りの熱いサウンドを堪能できます。
インストに続く2曲目の「Tear Off Your Chain」は、復活後のGalneryusの定番となりつつある、壮大さを感じさせる最後のサビが魅力の曲です。
特に歌メロの後ろのキーボードが、映画のエンディングのような荘厳さを増幅させていて大いに効果的。
コーラスも随所でかなり分厚くなっており、「Future Never Dies」「The Time Has Come」で盛り上げてくれます。「The Time Has Come」はサビでの掛け合いのコーラスありきで、LIVEではSyuさんが歌っていましたが大変そうです。
そしてやはりボーカル小野さんの高音が魅力。
今回はYuhkiさん作曲の「Scars」や、「T.F.F.B.」が相当な高音です。それだけに聴いていて気持ちいいですし、私も車の中で歌ってみたりしてストレス解消しています。
全体として疾走曲多めの好盤ですね。
リリース当時に2バージョン出ていて、初回限定盤のライブDVD付属の縦長バージョンと、CD2枚組バージョンですね。2CDが通常盤で、私はこちらを購入しました。
理由は、初回盤は他のLIVEのDVDで前に収録されてた選曲でしたので。
付属CDはScorpionsやOzzy Osbourneといった有名アーティストのカバー曲がライブ音源で収録されています。私としてはStratovariusのカバー曲「Against The Wind」がよかったですね。
特に好きな曲は、
「Tear Off Your Chain」、「Future Never Dies」、「Scars」、「T.F.F.B.」、「The Time Has Come」。