Vision Divine「9 Degrees West of the Moon」

点数…65

イタリアのメタルバンド、ヴィジョン・ディヴァインの6thアルバムです。

素晴らしい腕前だったボーカルのミケーレ・ルッピが脱退。
かつてボーカルを務めていたRhapsody Of Fireのファビオ・リオーネが復帰して作られた作品です。

どういう意図があったのかは知りませんが、1stアルバムに似たジャケットですね。
あちらは結構疾走曲もあり、おっと思うメロディーがあったりしたものですが、今作はどうも面白くない。

1曲目の「Letter To My Child Never Born」はいきなり9分近い曲でげんなりする上に、どこかで聴いたようなメロディーのサビ。

まあ速い曲は「The Streets Of Laudomia」があるものの、アルバムへの評価が変わるほど名曲でもなく。
「Fly」だけは割とよかったと思いますが。

ボーカルがよくとも曲がいまいちだと、あまり楽しめませんね。
メロスピ好きの人には特に勧めないアルバムです。

ボーナストラックの「A Touch Of Evil」はJudas Priestのカバー曲。なぜ選んだ?って内容です。ファビオの声に合ってるんですか?

好きな曲は、
「Fly」