Twilightning「Plague-House Puppet Show」

点数…80

フィンランドのメタルバンド、トワイライトニングの2ndアルバムです。

1stではメロスピ界の新星という位置づけのデビューでしたが、この2ndはメロスピ半分、正統派半分ぐらいの割合です。

キーボードキラキラという感じでは全くなくなっています。
どちらかというとギターでゴリゴリですね。

ボーカルはなかなかうまいのですが、少し吐き捨て系の歌い方に変わっているのはあまり歓迎できませんでした。

表題曲の「Plague-House Puppet Show」や「Victim Of Deceit」「Riot Race」で前作のようなメロスピ曲を聴く事ができます。

ただ、メロスパーとして最も琴線に触れるのは、おそらくボーナストラックの「Goddess Of Fortune」ではないでしょうか。
イントロから徐々に音量が上がっていって、疾走開始です。Aメロからすでにクサさが感じられ、迫力のあるサビへと展開します。最初のサビはそれほどでもありませんが、最後はクサくなりますよ。

存外に出来の良い曲だと思いましたがボーナストラックであり、その後のEP「Bedlam」でも全くメロスピ路線へ回帰しなかったことから考えても、やはりやりたい音楽がこれとは別だったのでしょう。

特に好きな曲は、
「Plague-House Puppet Show」、「Victim Of Deceit」、「Goddess Of Fortune」