Firewind「Between Heaven And Hell」

点数…83

ギリシャのパワーメタルバンド、ファイヤーウインドの1stアルバムです。

メロスピの括りに入れていいのかわかりません。
どちらかというと正統派なんですかね。

凄腕ギタリストとして有名なガス・Gが所属しており、一度脱退しましたがまた復帰しています。
今作でもいたるところでそのプレイを堪能できます。
特に「Firewind Raging」の間奏はクセになります。

アルバムとしては名曲「Destination Forever」のような速く勢いのある曲も多いのですが、後半は静かな中にギターの音色が響き渡るような曲が数曲あります。

ボーカルがちょくちょく代わるバンドです。今回歌っている人はなかなか男っぽさもあって迫力があります。
演奏もかっちり硬質で、だいたい世間一般の「メタル」のイメージに合致するようなバンドですね。

歌メロは特にクサメロというわけではありませんが、うまい演奏とうまいボーカルで水準程度の満足感はありました。

最初に出たジャケットと、再発版ではジャケットが異なっており、私は最初のを持っていたのに別の作品と勘違いしてまた買ってしまったという、苦い思い出があります。

再発版のボーナストラックとして、「Destination Forever」などのデモバージョンが収録されていますが、やはりデモ相当の音質。

特に好きな曲は、
「Destination Forever」、「Firewind Raging」、「Fire」