Stratovarius「Polaris」

ポラリス / ストラトヴァリウス
価格:2431円(税込、送料別)

点数…85

フィンランドのメタルバンド、ストラトヴァリウスの12thアルバムです。

長く中心メンバーとして活躍してきたティモ・トルキとベースのヤリ・カイヌライネンが脱退し、新メンバーを迎えてから初のアルバムとなりました。

これまでほとんどの曲を作曲してきたティモ・トルキが去ったことで、曲のクオリティの低下を心配していたのですが、各メンバーが曲を持ち寄り、かつてと遜色ないレベルの曲も収録されています。

ティモ・トルキの曲も好きだったのですが、彼を中心に結成されたRevolution Renaissanceはそれほど魅力的には聴かれず、長続きしそうにないと思ったSymphoniaは予想よりも早く解散と、なかなかパーマネントな活動の場がないようです。

さて本作は最初の「Deep Unknown」がいきなりの良曲。
新生ストラトの船出としては上々の一曲で始まりました。

メロスピ好きとしては疾走曲を期待してしまうところで、それに応えるのが「Blind」「Forever Is Today」「Higher We Go」といった楽曲です。
特に「Forever Is Today」はティモ・コティペルトのハイトーンも活きるメロスピ曲。コーラスも綺麗です。

疾走曲以外も各楽曲が工夫されており、特に冬の雰囲気を感じます。曲名にもありますが。
アルバム終盤はスローテンポになりますが、どこまでメロディーと編曲でカバーできているかですね。個人的にはちょっと気だるげです。

日本盤ボーナストラック「Second Sight」はなぜか4曲目に挿入されています。

また、美麗なジャケットもよいですね。彼らのジャケは全体的に好きです。

特に好きな曲は、
「Deep Unknown」、「Forever Is Today」、「Higher We Go」