Supreme Majesty「Danger」

点数…82

スウェーデンのメロディックスピードメタルバンド、スプリーム・マジェスティの2ndアルバムです。

もともとデスメタルをやっていた人たちが結成したバンドでありながらも、その要素をほとんど感じさせない、メロハーに近いようなメロスピをやっています。
3rdが2005年に出てから以降のリリースがなく、その間にデスメタル畑のメンバーは脱退してしまっているようです。

さて今作ですが、映画のDVDのようなジャケットは結構よさげに思いました。といってもアルバトロスやニューセレクト系のB級パニック映画系ですが。
意外とこういうジャケット絵のメロスピバンドは少ないように思います。

ボーカルの声はDragonlandに似ています。
北欧っぽい、どことなく寒さも感じさせるメタルは耳になじみやすいと思います。

全10曲、疾走曲の割合は半分ほどですね。
特に1曲目と2曲目がなかなかの出来に感じられました。

1曲目の「Fallen Star」、のっけからキーボードが目立っており、こりゃいけるぞとアルバムへの期待感を一層高めてくれます。
サビも覚えやすいのがとてもよいと思いますよ。コーラスも目立っています。
2番のサビの最後でちょっと音程が変わる所が好きです。

続くドラムロールから始まる2曲目が「Heroes Of Our Lands」。これもよいです。
サビにクサみもあるし、甘い声質のボーカルですがここでは若干力強さを感じさせます。
2番サビの直後にギターソロへなだれ込む過程がいいですね。

基本的にキーボードがテレレーと小気味よく流れてきて、他の楽器となよっとした感じのボーカルが入ってくる構成です。
そんな中で「Two Against Many」では唐突に力強い掛け声が入ってきて異色です。

キーボードは明らかにメロハーで聴こえてくる音ですので、メロハー嫌いの人はちょっと忌避するかもしれませんが、メロハー好きの人は聴きやすいでしょう。「After Midnight」とか顕著な1曲ですね。

特に好きな曲は、
「Fallen Star」、「Heroes Of Our Lands」、「Two Against Many」