ルクスイテルナ〜永遠の光〜 [ アクアリア ]
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点数…85
ブラジルのメタルバンド、アクアリアの1stアルバムです。
メタル、特にメロスピにはまり出すと、ブラジルのバンドってすごいなあ~と思う時期が結構な割合で来ると思うのですね。
Angra、HIBRIA、Eyes Of Shiva、Burning In Hell…いずれもそれぞれのカラーを持ってて演奏のテクニックもあるという。
このAquariaも、彼らの独自のスタイルを持っています。
ジャケ絵からはなんとなく楽しそうなメロスピをやってそうなイメージを抱かせますが、メロスピっぽい曲でありながらもとにかく展開展開していくスタイルです。
全体的に長尺曲が多く、さらに民俗音楽のような歌メロが現れたりして、複雑です。
シンフォニックな要素を多く含むため、そういうのが好きな方もいけるとは思うのですが、AメロBメロが来てサビが来て…という展開でない曲も多く、何度か聴かないと理解できないのではないか…と思わせられます。
とにかくすごい才能を感じるバンドでした。現在は2作目をリリースしてから音沙汰がありません。
ボーカルのヴィトール・ヴェイガがやっていたENDLESSというバンドが復活したりしているのですが、あちらはシンフォニックな感じが薄いのでAquariaほど私のツボではありません。
Aquariaにぜひともカムバックしてほしいものです。
特に好きな曲は、
「And Let The Show Begin」、「Your Majesty Gaia」。
この2曲が強いです。「And Let The Show Begin」のイントロだけでも当たりを引いたと思わせられる感動がありました。