【中古】洋楽CD シタデル / トランジション【02P06Aug16】【画】
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点数…82
フィンランドのメロディックスピードメタルバンド、シタデルの1stです。
このバンドも1stが出てから以降の音沙汰がありません。いつの間にか解散していたようです。
日本盤は例によってSOUNDHOLICから出ていました。
ジャケ絵からしてB級かそれより下に分類されそうなのが悲しいですが、わかりやすいメロスピをやっているのは良いと思います。
疾走曲中心の内容で、メロスピというジャンルが結構盛り上がっていた時期の玉石混合のアルバムの1枚として、後から懐かしく聴き返せそうな時期にきています。
ボーカルははっきり言ってうまいとは思いません。
メロスピ好き以外の人に聴かせたら、なんでこういうの聴いてるのかと怪訝な顔をされそうなボーカルなので、聴くならば好事家だけで聴いた方がいいと思います。
ただコーラスが結構入っていて、質を上げようと頑張っているのが伝わります。
あと電気が流れているかのようなキーボードが独特で面白いと思いました。
評価しないように書いてきてアレですが、捨て置けない疾走曲が多いため、ボーカルがよければ隠れた名盤として、未だに語り継がれる可能性がある内容だったと思います。
今でいうDelirionぐらいの位置には来ていたかもしれません。
特に好きな曲は、
「A 1000 Lifetimes」、「The Fugitive」、「Homewardbound」、「Into The Vortex」。