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点数…84
Revo氏を中心とした音楽集団、サウンドホライズンのシングルです。
サンホラは必ずしもメタルというわけではなりませんが、シンフォニックメタルに通ずるような楽曲もしばしばあり、メロディーも良質でもあることからここでも紹介することとしました。何よりすでにLinked Horizonについては複数回書いていますので、本家とも言うべきこちらもいろいろ書いていければと思います。
今作の収録内容は3曲プラスボーナストラックとなっています。それぞれ雰囲気の違う楽曲で、シングルですが通して聴くといろいろな情景を抜けてきたような感じがする完成度の高い1枚です。
タイトルは「しょうねんはつるぎを」。最初は「けんを」かと思っていましたが違いますね。「神々が愛した楽園~Belle Isle~」の歌詞では「つるぎ」と呼んでいます。
「終端の王と異世界の騎士~The Endia & The Knights~」はサンホラの数ある楽曲の仲でも個人的には3本の指に入るぐらい好きな曲。ベスト盤にも収録されず若干他の有名曲より知名度が劣っていそうなのが残念です。
ミドルテンポで展開されイントロから印象深いメロディーに魅了されます。ぱっと明るく総代になるサビのメロディーも素晴らしいですしコーラスも巧み。とりわけCメロ(とDメロ?)もなかなか中毒性のあるメロディーで、全編通して聴き所ばかりです。
「緋色の風車~Moulin Rouge~」はこの後に出るアルバム「Roman」のも収録された楽曲ですが、さしずめシングルバージョンと言うべきか、アルバムとは少しアレンジが異なっています。スピード感は今作収録曲の中では一番ですね。
「神々が愛した楽園~Belle Isle~」は穏やかに流れていく美しいバラード。ストリングスと笛と語りと、一通り期待する要素が詰め込まれていて充実しています。5:09から転調するんですかね、ちょっと感じが変わってクサメロっぽさが顔を出すところが好きですね。
あとボーナストラックはアルバム「Roman」収録の「朝と夜の物語」とかがピアノアレンジで収録されています。これも落ち着きますね。
特に好きな曲は、
「終端の王と異世界の騎士~The Endia & The Knights~」、「神々が愛した楽園~Belle Isle~」。