ヒューマン・フラジャイリティー [ ドーン・オヴ・デスティニー ]
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点数…83
ドイツのメロディックスピードメタルバンド、ドーン・オブ・デスティニーの3rdアルバムです。
もうちょっと色鮮やかなジャケ絵にすればよいと思いますね。
これだとメロスピかどうかすらわからないので。
前作以降にドラムが脱退し、新メンバーを迎えています。
今作もボーナストラック含めて全16曲のボリューム。ボーナストラックは3曲で、そのうちの1曲は「In A Heartless World (Karaoke)」。この表記は一昔前っぽくて面白いです。
前作である「Rebellion In Heaven」がかなりの良作でしたが、そちらと比較しても引けを取らないと思います。前作が気に入った方は違和感なく聴けるでしょう。
改めて聴くと、疾走曲の方が支持が得られると考えたのか、次から次へと速い曲ですね。
「Dying Alone」などかなり速いですし。
コーラスを厚めにしてきてたのもよい判断ですね。
ボーカルのターニャ・マオルは今回は柔らかい声質に少し変わっており、厚いコーラスが入ることによってシンフォニックメタル風味にもなっています。
ジャケットで損しているような気がしますが、結構いいメロスピアルバムだと感じました。クサメロも結構ありますし。
特に好きな曲は、
「Silent Suffering」、「In A Heartless World」、「This Frozen Heart」。