リベリオン・イン・ヘヴン / ドーン・オヴ・デスティニー
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点数…87
ドイツのメロディックスピードメタルバンド、ドーン・オブ・デスティニーの2ndアルバムです。
この2ndと3rdはAvalonレーベルから日本盤が出ていました。
本作はボーナストラック3曲を含めてなんと17曲も収録されているというかなりのボリューム。
しかも全曲3分以上で短いインスト無しでした。
バンドの特徴としては、まず女性ボーカルであることが挙げられます。
本作と次作で歌っているのはターニャ・マオル嬢。
結構可愛い声ですが、パワフルさも持っているなかなかうまいボーカルでした。
メロスピ曲中心であるため、演奏も結構激しいのですがそれに負けていません。
ところが2010年に彼女は脱退。他にもメンバーチェンジを経ています。
特にドラムの入れ替わりが激しいようです。
彼女の脱退と関係あるのかわかりませんが、4th以降は日本盤は出ていないようです。
さて本作は17曲もあるため、さすがに全曲名曲というわけにはいきませんが、疾走曲が多めでかつかなりのクサメロ曲も収録されています。
私が一番好きなのは「Days Of Crying」です。
Bメロから溜めてサビで爆発するタイプの曲であり、特にCメロからの最後のサビの繰り返しはすさまじいクサメロ。女性ボーカルだけに高音も余裕を持って出されています。
他にもスピードのある曲が多いためなかなか満足の内容でした。
ただ「Save Us」はソナタの「The Cage」みたいな曲だとは思いました。最後に同じように転調するし。
特に好きな曲は、
「Angel Without Wings」、「Days Of Crying」、「Unexpected Guest」。