Essence of Sorrow「Reflections of the Obscure」

点数…63

フィンランドのメタルバンド、エッセンス・オブ・ソロウの1stアルバムです。

この1stが出てから長らく次のアルバムが出ていませんでしたが、どうやら2016年に新体制となり、新作リリースもありそうです。

まあ、上の点数を見てもわかるとおり、バンドにあまり期待していないので私は多分買わないんでしょうけれど…

バンドはDivinefireなどのバンドを掛け持ちするヤニ・ステファノヴィックを中心に結成。

元Sonata Arcticaのキーボード、ミッコ・ハルキンが所属していたことでも少し知られています。

元ソナタという響きで、そのメンバーが所属するバンドがソナタのような音楽性であるかのような期待をしてしまいがちですが、実際そうであるとは限らないんですよね。

私は同じようにWingdomを買って、あれっと思っていたにもかかわらず、こちらにも手を出しました。

さて今作のボーカルはベテランのマッツ・レヴィンと、Random Eyesなどで活躍するクリスチャン・パリン。2人体制ですが、マッツ・レヴィンの出番の方が多い気も。

マッツ・レヴィンの少ししゃがれた声も好きなんですが、クリスチャン・パリンのクリーンなボーカルも捨てがたいものがありますね。

クリスチャン・パリンの歌う「Hollow」は速さもあり、サビもなかなかの美メロで良いと思いました。

しかし他の曲であまりメロディーに魅力を感じる場面はなく。
音作りもSonata Arcticaっぽくはなく、Divinefireに近いですね。ドドドド、ババババっていう音が多いです。

間奏などでキーボードがピロピロしてるのは聴こえてくるのですけれど、それだけでアルバム全体の評価が上がるほどではありません。

好きな曲は、
「Face of Death」、「Hollow」