Scelerata「Skeletons Domination」

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点数…80

ブラジルのメロディックスピードメタルバンド、セレラータの2ndアルバムです。

SPIRITUAL BEASTから日本盤が出て、DVDが付属していました。

ブラジルのメタルバンドとなるとだいたいAngraが引き合いに出されますね。
このScelerataもAngraに近い路線です。どことなくブラジルっぽいテイストで、熱さもそこそこ。

ボーカルの声質もアンドレ・マトスに少し近いので、かつてのAngraが好きな方はとっつきやすいと思います。
あまりAngra、Angraと連呼すると本人たちに気の毒なのでこの辺にしますが。でも1stアルバムではエドゥ・ファラスキがゲストで参加してたりしましたね。

疾走曲は前半に主に集まっています。
それほどメロディーにインパクトは感じませんでしたが、3曲目に収録の「Leave Me Alone」はかなりの良曲。

イントロから速さがすでに今作随一で、イントロのギターのハモリも美しくその時点で名曲が約束されたようなもの。
Bメロの時点でクサさが加速度的に増して行き、サビでキャッチーの極みに到達します。

最後のサビでは転調ののちに合唱となり、4分ほどの曲ながら中身の濃さに驚き。
非常に覚えやすいメロディーで、ブラジリアンクサメタルの名曲の1つとして語り継いでもいいぐらいの感動を得ました。

他「Forever And Ever」は歌メロ含めて展開が凝っている疾走曲。8分近くある分いろいろ楽しませてくれます。
最後のサビってクワイア必要か?と思いますが、チャレンジしてみる姿勢はいいですね。

ボーナストラックの「Phoenix Tales (Japanese Version)」は収録曲を日本語で歌ったバージョン。
こういうのって誰が最初に考えたんでしょうね。1回は話の種に聴きはしますけど、原曲が同じCDに収録されてるのに2回目を聴くものだろうかと少し不思議です。

特に好きな曲は、
「Spiritual Path」、「Leave Me Alone」、「Forever And Ever」