ワーズ・オブ・ノストラダムス [ ノストラダムス ]
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点数…80
スウェーデンのメタルバンド、ノストラダムスの1stです。
ノストラダムス、この単語(というか人名)には思い出がある人も多いですよね。
私は小学生の時にMMRを読んでかの予言に怯え、大学生の時分には、と学会の著作に影響されてノストラダムスの予言関係のトンデモ本を面白おかしくとらえるという、ひねた性格へと変わっていきました。
まあそんなことはどうでもよかったですね。
このアルバムは2000年にリリース。
ということで1999年は過ぎてしまっているのですが、それ以降であってもこのバンド名でリリースを続けているのはなかなか大したものですよね。
覚えやすい名前なのでいいのですけど、バンド名だけで聴かない判断を下す人もいるでしょうし。
バンド名前が先行してしまってはいますが、今作では疾走曲多めのメロディックスピードメタルを繰り広げています。
ボーカルの腕前は普通ぐらいですかね。あとドラムはずーっとドコドコ言ってますね。
ギターは弾きまくっているのでよいと思います。
キーボードの専任メンバーがいなかったためか、北欧系にありがちなキラキラ感は希薄ですね。その分パワフルに疾走していく姿勢であり、そういうのが好きなファンも多いことでしょう。
クサメロにも期待したくなる所なのですが、そこまでクサさを感じさせる曲は多くありません。
その中で「The Crown’s Inn」や「One For All,All For One」では大仰なクワイアを入れてきていまして、こういうのは実に歓迎するところです。
特に「One For All,All For One」はかなり良いですね。
あまり聴きこんでいなかったとき、ランダムでこの曲が流れてきて思わず曲名を確認しに行きましたから、インパクトがありました。
特に好きな曲は、
「The Crown’s Inn」、「One For All,All For One」。