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マン・ウィズ・ア・ミッション [ ゴールデン・レザレクション ]
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点数…84
スウェーデンのメロディックスピードメタルバンド、ゴールデン・レザレクションの2ndアルバムです。
このGolden Resurrectionは、DIVINEFIREのクリスチャン・リレグレンと、ReinXeedのトミー・ヨハンソン（現トミー・レインエクシード）が手を組んで結成された、ある意味スーパーバンドです。
激しい演奏とパワーのある歌唱のDIVINEFIREと、美メロを量産するメロスピ界の旗手ReinXeedです。
彼らの融合がどういうケミストリーを生み出すのか注目していましたが、ややクリスチャン・リレグレンが遠慮しているのではという印象を受けました。
曲は及第点のメロディーを持つ佳曲が多いとは思うのですが、ReinXeedっぽい曲をクリスチャン・リレグレンが歌っても合わないのでは？
トミー・ヨハンソンのクリアなコーラスが入るとそれっぽくなるので、ReinXeed寄りなんでしょうかね。
DIVINEFIREのようなドダダダというドラムやズガガガというギターはほぼなく、演奏もReinXeedに近い軽さがあります。
「Standing On The Rock」「Flaming Youth」といったメロスピの楽曲は好ましいのですが、クリスチャン・リレグレンの方がトミー・ヨハンソンの歌い方に似せて合わせようとしている風に聴こえます。
となると別にReinXeedの方でやってもよかったのでは、という思いが湧いてきます。
最後はボーナストラックの「Pray For Japan」で締められます。シングルにもなっていてPVもあるという…
日本向けの曲をよく入れてくる人たちなので、そこは好感が持てますね。日本向け商売とも言えますが。
特に好きな曲は、
「Finally Free」、「Standing On The Rock」、「Flaming Youth」。