アヴェンジド・セヴンフォールド/ナイトメア(通常レギュラープライス盤)(CD)
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点数…77
アメリカのメタルバンド、アヴェンジド・セブンフォールドの5thアルバムです。
日本でもかなり人気があるバンドで、BURRN!ではちょうどBullet For My Valentineと同時期にかなり推されていたのを覚えています。
メタルバンドと上で書いたものの、「Encyclopaedia Metallum: The Metal Archives」という、メタルバンド紹介の海外のサイトにおいてはメタルバンドに含めるのか議論が紛糾したようで、結局一覧から外れています。
MastodonとのスプリットCDでは、Mastodonには項目のリンクがあるのに対して、Avenged Sevenfoldにはリンクが張られていません。
とはいえメタルバンドだと私は思いますのでここで記載することにします。ただしメロスピバンドではありません。
正統派寄りのサウンドであり、メタルコア風の歌い方です。
本作は2010年のリリース。2009年にドラムのレブが死去しており、それが影響しているのかもしれませんがあまり明るさのないアルバムとなっています。
演奏はカッコよく、メロディアスなギターも魅力があります。
ドラムで助っ人で参加したマイク・ポートノイもタタタタと小気味いいドラムを聴かせてくれました。
シングルでも出た「Nightmare」「Welcome To The Family」といったテンポの速い楽曲は前半に集中しています。
特に「Welcome To The Family」は万人受けしそうなロック。
中盤以降、「So Far Away」のようなダウナー系の暗いメロディーの曲は聴いていると心地よさを覚えます。
他にも「Tonight The World Dies」、「Fiction」と暗めの曲は複数入っており、実はこの路線が結構向いているのではと思うのですが、メロスピの枠から外れますのでこのへんで。レブの書いた「Fiction」は特にピアノのメロディーも不穏でいいですよ。
好きな曲は、
「Nightmare」、「Welcome To The Family」、「So Far Away」。