Seventh Avenue「Between the Worlds」

点数…82

ドイツのメロディックスピードメタルバンド、セブンス・アベニューの4thアルバムです。

私が購入したのは輸入盤で、おそらくこのアルバムは日本盤が出てなかったのではないでしょうか。

聴き始めたときからジャーマンメタルっぽいなという予感をさせるイントロ。
ボーカルの声すらジャーマンメタルの典型のように思えてきます。

1stアルバムを出したのが1995年のようで、息の長い活動を続けてきましたが2012年に解散。
残念だなあと思っていましたが、ボーカルのハービー・ランガンスはなんとSymphonityに加入しているではないですか。
Symphonityはチェコのバンドという認識ですが、オラフ・ヘイヤーとのツインボーカル体制となり、多国籍バンド化が進んでいるみたいですね。

さてアルバムの内容ですが、元気なメロディーの疾走曲が中心です。

6分越えの曲が複数あって、やや長尺気味なのが気になりますが、「Between the Worlds」や「Tale of the Forgotten Dreams」などで聴かれる、パーティーのような明るさを持ったサビは彼ら独特のものです。

思うに、コーラスの声質がメロハーっぽいのが影響していそうです。
終盤も大曲「One Life Ends」で重ねたコーラスを聴く事ができます。

全体的にアップテンポな楽曲ばかりなので、明るいメロスピを聴きたい方にお勧めです。

特に好きな曲は、
「Between the Worlds」、「Tale of the Forgotten Dreams」、「Angels Eyes」