Divinefire「Into A New Dimension」

点数…76

昔はディヴァインファイアというバンド名が無性にかっこよく思えたものです。

さて、Divinefireはスウェーデン出身のメタルバンド。
演奏はブラックメタル（？）的ですが、ボーカルはクリーンという、やや独特な曲作りをしています。

中心人物のクリスチャン・リレグレンは、NarniaやAudiovisionなどの別バンドも並行していまして、さらにReinxeedのトミー・ヨハンソンと組んだGolden Resurrectionでの活躍も記憶に新しいところです。

Divinefireは一度解散して、現在は再結成状態です。「Farewell」というアルバムを出していたことからも明らかですね。
ただこのアルバム「Into A New Dimension」にも、「The Final Victory」「The Last Encore」という曲があって、この時点で、バンドは大丈夫なのか？と思いました。

激しい曲が多く、デスメタルやブラックメタルの演奏を聴ける人であれば違和感なく聴けると思います。
メロスピバンドの中ではかなり激しめではないでしょうか。

メロディーはあまりクサメロという感じはしませんね。
コーラスも結構入っているんですけど、不思議です。
私は1stアルバムの「Never Surrender」が彼らの曲では最も好きなのですが、それまでには及んでいない印象です。

ちなみに日本向けの「Special Message To Japan」というトラックがあって、メンバーの肉声によるメッセージが収録されています。なかなか粋なことをしますよね。

好きな曲は
「Times Running Out」、「Into A New Dimension」、「All For One」。