Balance of Power「Book of Secrets」

点数…73

イギリスのメロディック・プログレッシブ・メタルバンドであるバランス・オブ・パワーの2ndアルバムです。

今や結構なベテランバンドで、今も解散はしていないようなのですが長らく新譜は出ていません。
ジャンルは特にメロスピというわけではなく、プログレッシブな展開含みのメタル。
キーボードが結構目立っていますね。また、プログレメタルらしく、6分越えの長尺曲が割と多めです。

今作は「The Bible Code」というベストセラー本をテーマにしたコンセプト作だそうです。
今回からボーカルはランス・キング。メロスピ界隈だとPyramazeのボーカルもやっていたことで有名ですね。
前のボーカルだった人はベースに専念したようです。

個人的にはあまりツボに来るアルバムではなかったのですが、そつのない演奏とランス・キングの歌唱も上手く合わさっていると思います。

短い1曲目に続く2曲目の「Walking on Top of the World」は後ろのコーラスも効果的なスピード曲。
ボーカルのランス・キングらしいハイトーンが炸裂しています。

最後の「Stranger Days (To Come)」もバックコーラスの重ね方がいいですね。結構この要素を強化しているのって珍しいかもしれません。
ミドルテンポですがメロディーもなかなか。

私がメタルを聴き始めの時分、とにかくメロスピっぽいバンドや、名前を聴いたことがあるバンドのCDを片っ端から集めていた時期がありました。
ちょうどそのころに購入したアルバムですね。メロスピかメロハーかも特に考えることもなく買っていました。
結局メロスピ好きが高じてこうしてブログを書くようになったわけですが、当時買っていたアルバムについても今回のように紹介していくつもりでいます。

好きな曲は、
「Walking on Top of the World」、「Stranger Days (To Come)」