グローリー・トゥ・ザ・ブレイヴ [ ハンマーフォール ]
|
点数…77
スウェーデンのピュア・メタルバンド、ハンマーフォールの1stアルバムです。
1997年作で、ここから彼らが人気を獲得していくわけですね。
この時点ではボーカルのヨアキム・カンスの声もまだまだ細く、骨太のメタルが好きな人に受けるのだろうかと、今になって思われるのですが、実際に母国スウェーデンでは高セールスだったとか。
中心人物のオスカー・ドロニャックの見た目がかなり細いのは、メタル界隈では珍しくて結構好きなんですけどね(変な意味ではなく)。スリム体型に憧れます。
ボーナストラックを除くと全9曲で、やや少ないようにも思いますが、その中にも彼らの代表曲になった曲があります。
それが1曲目の「Dragon Lies Bleeding」。いきなりの疾走曲で幕開けです。
メロスピ好きも唸る出来であると思います。
サビよりBメロの方がメロディーがクサいような気もしますが。
その後はここまで疾走重視の曲はあまり出さなくなってしまっていますが、コテコテのメロスピ曲もできることを証明した1曲でありました。
その他「Unchained」あたりで若干のクサさを感じる事ができますが、アルバム全体ではそこまでメロディーが素晴らしいとまでは思えませんね。
以降のアルバムの方がメロディーの質が上がっているのではないかと思います。そういった意味で、当然ながら初期の彼らを知ることのできるアルバムです。
好きな曲は、
「Dragon Lies Bleeding」、「Hammerfall」、「Unchained」。