ティモ・コティペルト/ウェイティング・フォー・ザ・ドーン(CD)
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点数…73
Stratovariusのボーカリスト、ティモ・コティペルトの1stソロアルバムです。
ジャケットのおっさんは誰なんだって感じです。
本作はゲストミュージシャンがなかなか豪華。
マイケル・ロメオ、ローランド・グラポウ、ヤンネ・ウィルマン、ミッコ・ハルキン、かつてStratovariusで一緒だったヤリ・カイヌライネンといった有名どころが参加しています。
シングルとしてカットされた「Beginnings」がヒットしたとか。
本作は古代エジプトがテーマの曲もあり、Stratovariusで聴けなかった新たな歌唱スタイルかと思いきやそれほど変わりませんでした。
全体的な印象としては、少しスピードを落としたStratovarius。
コティペルトの声イコールStratovariusとなるぐらいに印象が刻み付けられすぎていて、せっかくのソロ作でもストラトの影が消えませんね。
さすがに自分で作曲しているからか、キーが無茶苦茶に高すぎるということはなく、歌いやすいキーになっているように思います。
高音を抑え気味のコティペルトの声にそこまで魅力を感じるわけでもないんですが…
メロディーがよいと感じたのは5曲目の「Knowledge And Wisdom」。
ストラトっぽくもなく、少し異国の雰囲気があるメロディーのサビです。
他は正直そこまでのメロディーはなかったように思います。
好きな曲は、
「Travel Through Time」、「Beginning」、「Knowledge And Wisdom」。